熱帯性小型コイの仲間


コイの仲間は比較的飼いやすいが多いが、色を出すにはやはりそれなりの飼育テクニックが必要である。
またダニオの仲間やスマトラなど気が荒い種も多く存在するので購入時には魚の性格を把握しておきたい。
またコイの仲間にもいわうる珍系が存在し、ワイルド個体ならば混じり抜きも楽しめるのでぜひ探してみてはいかがだろうか。

ベトナムアカヒレ
比較的最近輸入され一般種化している美種。学名はタニクティス・ミカゲムマエ(Tanichthys micagemmae) で、普通のアカヒレと同じタニクティス属ですが、普通のアカヒレと違い、黒いラインが太くはいり、全体的には緑を帯びて、美しい。価格は普通のアカヒレよりも少々高い。ショップに入荷するのはベトナムから入って来ているワイルドモノ。本種の場合普通のアカヒレと違って、れっきとした熱帯魚なのでヒーターは必需品。
アカヒレ
よくお花屋さんでコッピーとして売っているのはこの魚。この魚は温帯魚なので小さいビンでも飼育が可能(水草を少し加えることでエアーレーションなしでの飼育ができる。またよくテストフィッシュ(パイロットフィッシュ)としても使われる。熱帯魚を飼おうと思った方はこの魚からはじめてみるのも良いだろう。「ホワイトクラウドマウンテン・フィッシュ」とも呼ばれる。参考価格・20円以下。
チェリーバルブ
アカヒレ同様初心者の勧めの魚だが、こちらはアカヒレと違ってこの魚はれっきとした、熱帯魚なので冬場はヒーターが必要。赤色が美しいオスに対し、メスはものすごく地味なのでオスとメスの見分けは容易。
繁殖も割合簡単とされる。写真はワイルド個体。
ゼブラダニオ
名前からも察しがつくようにダニオ属の魚。ダニオの中でもっともポピュラーである。しかしダニオの仲間は気が荒いので他魚との混泳はしないほうが良い。(他魚を殺してしまうところまではいかないが、かなりのストレスを与えるとともに追い掛け回す。)ほかにもパールダニオ、ジャイアントダニオ、スポッテッドダニオ、レインボーダニオなどが知られている。いずれも飼育は容易で美しい体色を持つのだが気が荒いため混泳には向かない。

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