
メラノタエニアの黒化とみられるが、ベネズエラヌスの黒化との見方も一部であるようだ。たしかにメラノタエニアにしては入荷時のサイズが小さい。チェコ及びドイツのブリード個体が流通する。飼育は容易であるが、ブリード個体のため、購入時の健康状態が長期飼育できるか否かの鍵となりそうだ。「ベネズエラ・ブラック」の名前でも流通する。

メラノタエニアの黒化の可能性は体型からしても果てしなく高いが、前記したようにそれにしてはサイズ的に小さいように思える。ではメラノタエニアでないとしたら何になるのだろう?ブリード個体が出回る点から、種親は必ずあるはずなので今後の情報に期待したい。
参考価格 |
2000〜3000円
人工飼料 |
OK
 (2006年2月) アルトパルナイーバ |
コリドラス・ロングノーズ.ジュリー(本物(リアル))
 本物ジュリーと同じ場所で採集されたロングノーズ種である。
 下記の本物ジュリーに混じって極少数が輸入された、本物ジュリーのロングノーズとされる個体。
参考価格 |
20000円〜25000円
人工飼料 |
OK
 (2006年2月) アルトパルナイーバ |
コリドラス・ジュリー(本物(リアル))
 以前より、知られてはいたが、日本には未入荷だった、本物のジュリーである。今回の本物とされる、ジュリーは体全体、とくに頭部が黄色っぽくなるなどの特徴が見られる。これは「ジュリー」で記載されている本物ジュリーの特徴と一致する。なお、アルトパルナイーバという採集地も記載どおりである。
 くどいようであるが、いままで「ジュリー」として流通していたのはトリリネアータス、コペイ、ジュリポレ、コロンビアジュリーなどの別種であった。
参考価格 |
10000円〜15000円
人工飼料 |
OK
 (2005年11月) 1匹のみ。 |
コリドラス・トリリネアータス(天然アルビノ個体)
 コリドラス・ジュリーのアルビノ(ブドウ目)として輸入されたが、ご存知の通り、本物のジュリーは日本には未入荷であるため、写真の種もジュリーではないことは明らかである。模様からトリリネアタスであると思われる。コリドラスのアルビノは現在までにエネウス(リアルレッドアイで改良品種として)、パレアタス(リアルレッドアイで改良品種として)、ステルバイ(リアルレッドアイで改良品種として)、エレガンス(ワイルドの混じりとしてブドウ目で)、パンダ(ブリードパンダの混じりとしてブドウ目で)が輸入を見ているが、トリリネは初めてと思われる。なお、今回のトリリネのアルビノはもちろん、エレガンスやパンダのアルビノも今なお、混じりでのみの輸入であるため(単独入荷はない)、その入手はかなり難しく、価格も高価である。
参考価格 |
15万円〜
人工飼料 |
OK
 (2005年11月初入荷個体) (国内15匹のみ流通) |
コリドラスsp.ブルーフェイスジュリー

別インボイス「ブルーヘッドコリドラス」。頭のみが青くなるトリリネアタスの変異と思われるコリドラス。日本には15匹のみ輸入された。東南アジアなどで盛んな人工染色の魚ではなく、天然の個体であるというから驚きだ。シクリッドの一部でもまれに同様の変異が起こるというが、今回のものとそれが同様の要因であるかは不明だ。現地では通称"ジュリー”と一緒に泳いでいたという。価格はかなり高い設定だ。今後はよほどの個体群が発見されない限り、輸入は見られないだろう。
 本種が、トリリネの地域変異(色彩変異?)であるとすればいたい、何のためにヘッドだけ、青になったのであろうか?保護色にしては逆に目立つような気がする。
参考価格 |
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