比較的育てやすい水草
アマゾンソード、ハイグロフィラ類、ロタラ類、マツモなど。
![]() | アマゾンソード(写真左)、ハイグロフィラ類、ロタラ類、マツモなどは比較的育てやすい水草です。これらの水草は弱酸性の軟水とある程度の照度があれば問題なく育成できます。ただしハイグロフィラ類のように葉が柔らかい水草は魚に食害されやすいというデメリットがあります。水草を食害する恐れのあるキャリスタス、レモンテトラなど一部のカラシン類(とくにヘミグラムスの仲間は食害することが多い)や大型のエビ、アップルスネールなどのスネール類は入れない方が無難でしょう。 |
育成がやや難しい水草
オランダプラントや一部のホシクサなどは育成がやや難しく、環境が合わないと溶けてしまったり、葉が落ちてしまうことがあります。これらの水草は底床にpH6.0〜6.5とやや低めで安定させるようなソイル系を用いること、照度は強めにすること、二酸化炭素を添加することなどの条件下でうまく育成できることが多いです。またこれらの条件が整っていても水中の栄養素が不足するとうまく育たないケースがあります。例えば葉の白化が見られる場合は溶存鉄分の不足が原因として考えられます。このように”やや手間のかかる”水草は、先に書いたような”育てやすい”水草で十分に腕を慣らしてから挑戦すると良いでしょう。