プロショップから見た珍カラの現状
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Case1、兵庫:K店・店長様 ご提供
最新の珍カラ事情を入手しましたので書きたいと思います。珍カラの混じりが最近少なくなってきていますよね。その理由が明らかに!! 昔は現地で採取したカラシンが問屋さんの注文した数と合わない場合、種類不明のいわゆる珍カラを数合わせのために混ぜて問屋さんに出荷していたのですが、最近になって現地の採集業者が、種類不明の魚すなわち珍しい魚にはそれなりの値がつくとわかり、分けて出荷するようになってしまったというのです。この地点で混じりはすべて抜かれてしまいます。更にこの後従来通り、問屋さんのチェックが入ります。こうなると混じりが残る率はほとんどなくなるというわけです。だから最近混じりが少ないのです。

Case2、大阪:R店・店長様 ご提供
混じり物が少ない理由として挙げられるのは「業界では混じりが多いと値段が下がる」ことにある。例えば現地でカージナルテトラを採集する場合、網にかかった魚が90パーセント、カージナルならいいが、ほとんどわけの分からない混じりモノであったとしよう。その場合、市場では注文したのがカージナルなのに他の魚ばかりでは採算が合わないとしてかなり安い値段しかつかない。従って採集業者は市場に持っていく過程で混じり物を川に捨て、できるだけカージナルオンリーにするわけである。これが混じり減少の大きな原因である。そうすると市場は注文した魚カージナルばかりだなということで本来のカージナルの値段がつくのである。

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